「電気」というと、さわるとピリピリとこわいもののように思われがちですが、人間の体の「電気」という場合、すべてイオンの移動を意味します。体のイオン(プラスまたはマイナスに荷電した原子のこと)の移動を学問上では「生物電気」と呼ばれています。
     
そもそも人間の体にはいつも1マイクロアンペア程度の電流が流れています。心電図や脳波計という装置で心臓や脳の異常・正常が測れるということは、皆さんもご存知だと思います。実はあの波の形は人間の体を流れている電気を、機械を使って誘導し、映像化したものです。
     
金には、この人体の電気の流れをよくする働きがあります。その結果、体によい影響を与えてくれます。金には、体のエネルギーを補い、生命の活動を促進する「補」の作用があるということになります。
     
金(純金)を皮膚表面につけると、金の放出するイオンと体のイオンが呼応して組織に電流が流れ、その結果、体液つまり血液や組織液中に電位が誘起されます。 この電位によって体液中のイオンが移動するのですが、このイオンの移動は、体液の運動エネルギーの一部を電気エネルギーにかえたものですから、血液の流れや組織液の流れがとてもよくなるわけです。 要するに、血液や体のエネルギーの流れがよくなるのです。これは金の電磁誘導作用によるものといえます。
     
一般に体に電気を流すというと、電気針を使ったときにょうに筋肉がぴくぴくと痙攣する様子を想像されるかもしれませんが、あれは刺激治療であって、その刺激を与えるためにたまたま電気を使っているにすぎません。
     
一方金の効果は、金のイオン化作用によって、体に電磁誘導現象がおこり、体液中のイオンが移動するのですが、体に故障があると体液中のイオン(プラス・マイナス)の遍在が考えられます。このイオンの遍在を金が修正してくれ、これが治療効果につながるというわけです。つまり、体の病理的電気現象が修復されて健康になるということです。
     
また、他の金属からも電気は出ているので、それを使わないの?という質問があります。では、なぜ他の金属ではなく金なのでしょうか? それは金からでる電気エネルギーが人間の体に電気現象に相応しているからです。1億分の1アンペアくらいの電流が、人間の生体がもっている電気エネルギーとぴったり呼応することがわかりました。金はきわめてこれに近いくらいの量の電を放出するのです。 私たちになじみのある金属の中では、金の出す電気はもっとも低いといってもいいくらいです。これくらい低い電流が人間の健康を促進するわけです。もちろん美容にもよいのです。金はさびませんので、その意味でもいたってきれいなものです。だから化粧品として顔につけても何の心配もありません。
     
さびないだけでなく、金という金属はそれ自体、まったく安全無害な性質をもっています。どんなに有効性の高いものでも、一方に有害な作用があるようだと、いうまでもなく一般に用いることはできません。その点、金には副作用がこれまでひとつとして認められていないのです。だから純金を化粧品に使っても、食しても、一切心配は無用ということです。
     
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